むちうちの治療について

 

交通事故でケガをすると、その治療が終わっているのに痛みの後遺症が続くことがあります。交通事故の後遺症で多いのはむちうちです。むちうちは事故の瞬間に体がちょうどムチのように振られて起きる後遺症なのでこのように呼ばれていて、医学的には頚椎捻挫や外傷性頚椎症候群というのが正式な傷病名です。

 

交通事故の瞬間には、追突や衝突、急停車などで大きな衝撃があります。この衝撃で、頚椎や腰椎、骨盤などの骨格や関節がずれたり歪んでしまうことがよくあります。

 

こうした骨格や関節のずれ・歪みが起きる時には筋肉やじん帯も損傷してしまい、その部分がケガの治療後にも痛んで腰痛や首の痛みが長びくのがむちうち後遺症の代表的な症状です。

 

交通事故の後の痛みで整形外科など病院を受診しても、骨格や関節が事故の衝撃でずれて筋肉やじん帯を損傷して後遺症の痛みをもたらしていることは診断できません。その結果、病院の整形外科では湿布や鎮痛剤などでの経過観察となるケースが多くなります。

 

しかし後遺症の本当の原因は事故の衝撃でずれたり歪んだ骨格や関節にあるので、このずれ・歪みを何とかしないことには痛みの症状を根本から改善することができません。

 

むちうち症治療の原因について

 

首が大きく縦や横に振られたりすることで、筋肉、靭帯、椎間板、血管などの損傷をきたす。交通事故、スポーツ、出産などで起こることが多いです。 症状 むち打ちの直後は痛みや不調を感じないこともあり数日経過し、首に痛みや手にかけての痺れ、肩が凝る、頭痛などの症状が出てきます。

 

むち打ち症は3つに分類されます。 「頚椎捻挫型」 「神経根型」 「脊椎症状型」 があげられます。このうち一番多いのは「頚椎捻挫型」でいわゆる「むち打ち症」です。 「頚椎捻挫型」は、筋肉、靭帯、軟部組織、の損傷によるもので症状として、頚部から肩部にかけての痛みや動きの制限、怠さ、肩のコリ、頭痛などがあります。

 

当院でのむちうち症治療について

 

むち打ち症の初期治療として、手や足の捻挫と同様で患部を冷やし、安静を図ることです。 頚部の負担を助ける為に横になれない時は、頚椎カラー(コルセット)をつけることもオススメします。

 

症状の強さや身体の状態によりはっきりとは申し上げにくいですが、一般的なむち打ち症なら3ヶ月から4ヶ月前後で症状が引くことが多いですが、これも早期に治療を施すことがキーポイントとなります。

 

当院では、なまい式インナーマッスルセラピーを用いて全身の深層筋を緩めていきます。深層筋を緩めることで、患部の軟部組織や関節の負担を軽減し血流が改善され状態改善を図ります。

 

また、状態により痛くない骨盤矯正(スズキトリートメント) を施術し神経の流れを改善することで骨格からアプローチすることもあります。

 

そこで、むちうち後遺症の治療では最初に全身の骨格や関節を詳しく視診や触診で検査をしてから治療をスタートしています。むちうちの痛みのことなら当院にお気軽にご相談ください。